貪欲さが生む成長
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人生において、お金は9割の重要度を占めます。性別や年齢に関係なく、お金なしに生きていくことは難しいでしょう。「お金がすべてではない」「お金があっても幸せとは限らない」という定番のセリフがありますが、これらを口にする人は大抵、お金を持っていない側の人間ではないでしょうか。お金を持つことなくその価値を推し量ることはできません。前述のセリフは、実際にお金を持ったことがある人だけが言うべきです。しかし、実際のお金持ちはそういったセリフを口にすることは少ないです。お金で解決できることは多いのですから、お金に敬意を払い、その価値を認めるべきです。
冷静に考えてみてください。本当にお金がなくても幸せかどうか。先のような言葉を発している限り、お金持ちにはなれません。それは、お金のない自分を納得させてしまい、行動が伴わないからです。
現実から目を背けている限り、望みは叶いません。本当にお金が欲しいなら、堂々とそう宣言すべきです。真にお金を手に入れたいなら、「お金がなくても幸せ」と言う人たちとは距離を置いた方が良いでしょう。正直にお金への欲望やその重要性を口にするべきです。
ただ、どこまで行っても、お金だけでは人生を100%満足させることはできません。しかし、9割はお金で解決できます。残りの1割を埋めるのは、泥臭い人間性です。継続的に成功している人は、お金を稼ぐ過程で人間性も磨かれます。ズルをして得た利益は人を成長させません。一発屋が一発屋で終わるのは、人間性が追い付かず、成功が継続しないからです。
私自身、過去に「お金がなくても」という言葉を使ったことがあります。しかし今は違います。お金を手に入れることは、力を手に入れることと同じだと気づきました。求めるものに対して直接向き合うべきです。貪欲になる過程で、人としての成長があります。貪欲さを持つことがスタートになります。
参考文献:男はお金が9割