若さを保つための根本解決策

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いつまでも若くありたいというのは万人共通の願いです。特に、人は視覚からの情報に依存する傾向が強いからです。多くのことが見た目で判断をくだされることは否めません。見た目ではなく中身の方が大事だというのはそれはそれで正しいのですが、中身を評価される前の見た目段階のオーディションで脱落してしまえば、もはや中身での比較検討の土俵にすら立つことはできません。極めて残酷な世の中です。仕事もプライベートも、どんな場面でも若々しい見た目を保ちたいものです。

結論を申し上げると、肌さえ美しさを保つことができれば、見た目はとても若く見えます。そして、美しい肌になるためには、体内環境を整える必要があります。皮膚は、身体の一番外側にある単なる包み紙ではなく、脳の神経の端末であり、あらゆる感覚器官が備わった超常的センサーの役割もあるのです。なにより、体内環境=内臓の健康状態を表すバロメーターの役割があります。

肌を美しく保つためには、肌に悪いことをしなければ良いわけです。皮膚を含めた人間の臓器という精密機器は酸化に弱いという特徴があります。肌荒れを気にする人は、表面に何か薬を塗り込むことばかりに囚われがちです。それが決して効果がないわけではありませんが、所詮は対処療法にすぎません。根本的な解決のためには身体の内側から治すしかありません。腸内環境をいかに酸化から守るかということに意識を向けるべきです。酸化を防ぐ抗酸化物質として効果を発揮するのがビタミンCです。自慢ではありませんが、私自身は実年齢の割にかなり若く見られる傾向があります。これは肌年齢が若いからだと自負しています。初対面の人は大抵の方が私の肌に言及してきます。まあ他に話題がないからというのもあるかもしれませんが。重要なのは、なぜこれだけ健康的な肌を保てているのかということです。やはり腸内環境が良いからでしょう。健康診断でも良好という結果が出ています。

振り返ってみれば、小学校に上がる前の保育園や幼稚園の頃から、果物のみかんが異常に好きで、文字通り常軌を逸するほどにみかんを食べてきました。小学生の頃は、下校するなり家でみかんを食べて、満腹のあまり夕食が食べられず両親に叱られたことは一度や二度ではありません。両親が段ボール箱でみかんを買ってきてくれるのですが、大げさではなくほとんど一人で食べ尽くしていたと思います。学校の給食のデザートでみかんが出ようものなら、友達に譲ってもらえないか交渉してかき集めたものでした。今ではみかんを食べる機会はあまりなくなりましたが、代わりに意識して野菜を摂るようにはしています。更に、マルチビタミンのサプリメントを毎朝飲んで不足しがちなビタミンを補っています。
従って、肌を健康的に保つためには腸内環境の酸化を防ぐこと、そのためには抗酸化作用のあるビタミンCが欠かせないということです。今の私の健康的な肌があるのは、幼児期からの継続したビタミンCの摂取量に比例しているのは言うまでもありません。

皮膚の外から薬を塗り込むよりも、身体の内部に目を向けることで、今までとは違った突破口が見えてきます。皮膚に限った話ではなく、問題というものは表面的な現象に囚われず、根本解決しなければいつまでも同じことの繰り返しで、状態が良くなることはないのです。美肌づくりという視点からでも問題解決の根本を学べるのです。
上記のような話であれば、ネットに幾らでも情報は転がっているはずです。後はそこから何を学び、それをどう実践するかということに尽きます。

参考文献:20歳若返る美肌のつくり方